レゴシティのブログⅡ

鉄道と飛行機と旅と。モデルプレーンと…。

週末プチ旅行記 ~函館駅と摩周丸~

前回の続きです。五稜郭を見学した後はバスに乗り函館駅へとやってきました。

 

 

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 こちらが函館駅。JR函館本線道南いさりび鉄道が乗り入れる駅となっています。駅駅舎内にはみどりの窓口とコンビニ、そしてお土産ショップ等が入っており、さすがは函館市内の中心駅と言った感じです。

 

 

 

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函館本線0kmポスト。ここが出発の地なんですね。

 

 

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札幌行きの特急スーパー北斗や、新幹線乗換駅である新函館北斗駅行きの快速はこだてライナー等が出ています。

 

 

 

 

 

さてここからは鉄道絡みで、青函連絡船として活躍した摩周丸を見学に行きました。

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函館駅から徒歩5分の場所に保存されている摩周丸です。かつて本州の青森とを結んだ青函連絡船として活躍した船です。

 

 

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函館に来たら絶対に見たいと思っていた摩周丸。この船は1964年から製造された津軽丸型連絡船で、1965年に就航し1988年の青函連絡船廃止まで運行されました。イルカのマークがかわいいですね~。

 

 

 

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煙突!?部分には国鉄を意味する“JNR”の文字が!この青函連絡船は、鉄道連絡船であり、客車や貨車など車両ごと船に乗せて輸送することが出来ます。かつては本州と四国を結んだ宇高連絡船等もありましたが、現在では運行されておりません。

 

 

 

 

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館内は博物館になっており見学が出来ます。入館料は大人500円です。

 

 

 

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入り口はサロン“海峡”が。この昭和の雰囲気あふれる感じがとてもいいですね。そう言えばかつて青森と函館を海峡線を通って結ぶ、快速“海峡”という列車がありましたね~。

 

 

 

 

 

 

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プラレールを使った展示がとても良かったです。これなら誰でも鉄道連絡船の構造が分かりますね!

 

 

 

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当時の座席も展示されており、自由に座ることが出来ます。多分使い古されてスプリングが弱っているのか、かなり柔らかい座り心地でした。

 

 

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そして驚くべきはリクライニングの角度!フルフラット!?っていう位倒れます。

 

 

 

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青函トンネルの建設の様子が映像で流れていました。想像を絶する苦難を乗り越えて建造されたことが分かります。本当に大変な工事だったのですね…。

 

 

 

 

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操舵室を見ることが出来たり…

 

 

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かつての記念きっぷも展示されていました。こう言ったきっぷは貴重ですね~。

 

 

 

 

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摩周丸には先ほどの椅子席の他に、寝台室や絨毯張りの座席もあったそうです。もし私が乗るなら椅子席の方がいいかなぁ~。

 

 

 

 

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船首部分から函館湾、函館山を望む。もうこの船は動きませんがこうして見ていると、少しだけ当時の旅情を味わうことが出来ますね。

 

 

 

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3階の船首部分には休憩所や喫茶・売店があります。ここで摩周丸のチョロQを発見!思わず買ってしまいました。摩周丸チョロQはアメブロの方で紹介させて頂きます。

 

 

ameblo.jp

 

 

 

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船尾の様子。だいぶくたびれていますが、線路が3本敷かれていますね。着岸し可動橋を使って車両を出し入れしていました。

因みに青森に保存されている、もう一隻の青函連絡船“八甲田丸”は車両甲板を実際に見学でき、また列車も展示されているそうです。摩周丸も同じような展示内容にしたらもっと面白いと思うのですが…。

 

 

 

 

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かつて本州と北海道を結んだ非常に大事な交通手段であった青函連絡船。時代と共に淘汰が進み、全廃となりました。私は一度も現役時代に乗ったことはありません。それでも今回摩周丸を見学して、当時の様子や旅情を少しだけ感じることが出来ました。出来れば現役時代に乗ってみたかったですが・・・。

津軽海峡冬景色”の歌詞のように、「上野発の夜行列車、降りた時から~♪」という当時の様子は、すべてが便利で早く移動出来るようになった現代にはない、古き良き時代の旅情を感じられるのでしょうね。次は青森にある八甲田丸も見学したいですね!

 

 

 

 

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ちなみに夜はこのようにライトアップされていて、昼間とは違う雰囲気の摩周丸を見ることが出来ますよ~。

 

 

ja.wikipedia.org

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