B777-9 1/200スケールモデル レビュー
ボーイングの最新鋭機、B777-9の1/200スケールモデルのご紹介です。
ANAが発売しているB777-9のモデルは地上折り畳み翼バージョンと、空中姿勢の2種類があります。今回は地上での折り畳み翼を再現したモデルを購入しました。外箱には実機の写真ではなく、モデルプレーンを撮影したデザインとなっています。ランディングギア・台座付きです。
大型機B777のでは1/200スケールと言えどもなかなかの大きさです。箱の寸法は約30cm以上あります。
今までのボーイングのハウスカラーとは全く異なる、ダークレッドを基調としてデザイン。これはバーガンディカラーと呼ばれるものです。現在ではハウスカラーのデザインが変更となり、青を基調としたデザインとなっています。
ドアや窓、ボーイングのロゴなど忠実に再現されています。またメタリックに輝くボディもカッコイイですね〜。
特徴的な折り畳み翼。B777-9との最大の特徴でもあります。地上ではこのように折り畳み、離陸時や飛行中は翼を展開します。主翼の端を折り畳むことで、駐機場等の限られたスペースでも運用できるようになっています。
エンジン周りもリアルなディティールです。ゼネラル・エレクトリック社製のGE9Xという大きなエンジンです。
ランディングギアは従来のB777と同じ6輪です。
大きく“9”の文字が描かれた尾翼。ダークレッドにシルバーの文字が非常に合っており、私が気に入っている箇所でもあります。このデザインによって一目で“B777-9”だと分かりますね!
機体背面には“777X”と描かれています。
台座は金属製。姿勢を安定させる為にT字型の板が付属しています。台座と機体はネジで固定します。
台座に乗せてみます。カッコイイですね〜。
今にも飛び立ちそうな雰囲気です。胴体の長さは約35cm、主翼幅は約30cmと迫力満点のモデルです。
さて、このB777-9モデル。前回の記事で同じ内容のものがANAのネットショップと、ANAフェスタでは値段が全く違うとお伝え致しました。製品の内容は外箱、機種、スケールなどすべて同じ。
ただ唯一違う点が製品番号。私が買ったモデルの番号は「9X20173」。一方、ネットで販売されている番号は「9X20102」です。
箱に記されたモデルナンバー。ちょっと違和感があります。どうやらシールのようです。これはもしかして?とシールを剥がすと…。
下から「9X20102」の番号が出てきました。これでネットで販売している商品と同じということが分かりました。
ではなぜANAフェスタでほぼ半額という値下げをしているのでしょうか。色々調べてみると全日空商事モデルプレーン公式サイトに以下のような記事を見つけました。
この記事によると当モデルの開発・生産段階では新しいボーイングのコーポレートカラーであるバーガンディカラーの機体でしたが、途中でハウスカラーが変更になりこのB777-9モデルは唯一の公認されたバーガンディカラーのモデルプレーンのようです。そして先日B777-9の初飛行が行われ、当機のコーポレートカラー機は青を基調とした現在のデザインとなり、今後このモデルが正式なモデルとして取り扱われる、ということではないかと思います。つまり旧デザインのモデルは型落ち品扱いとなり、値下げして販売しているのではないかと予想されます。
そう言えば昨年スペースジェット(三菱MRJ)のモデルプレーンが半額で販売されていた時期も、航空機の名称をMRJからスペースジェットに変えた後だったと記憶しています。
全日空商事モデルプレーン公式サイトにもあるように、ボーイング社は今後バーガンディカラーの機体を承認しない方針であることが分かります。つまり現在出回っている製品が最後であり、今後は新しいハウスカラーの機体になるということでしょう。2月8日現在はまだANAのネットショップでも正規の値段がついています。もし、バーガンディカラーのB777-9を買うなら、羽田空港にあるANAフェスタがオススメです。私が購入した2月3日の時点では、まだ在庫はたくさんありました。もし購入を検討されている方がいらっしゃいましたら、羽田空港第2ターミナル1階にあるANAフェスタがオススメですよ〜(^O^)