思い出の週末プチ旅行記 〜特急あやめまつり号と芝山鉄道〜
今回の思い出の週末プチ旅行記は、2018年6月の記事から。特急あやめまつり号と芝山鉄道に乗って、成田空港の周辺にある航空科学館に言ってきたと言う内容です。
あやめまつり号は新宿から鹿島神宮までを走る臨時の特急列車です。車両は千葉方面でおなじみのE257系500番代。5両編成で3〜5号車が指定席、この日は結構混在していて指定席は満席でした。きちんと前面のディスプレイに“特急あやめまつり”と表示されているのが嬉しいですね!!
成田駅で下車し、次に乗るのは芝山鉄道。芝山鉄道は東成田〜芝山千代田を走る、わずか2,2kmのとても短い路線です。因みに京成成田駅から芝山鉄道に直通している列車があるので、乗り換えなしで芝山千代田まで行くことが出来ます。
これは芝山鉄道の起点駅でもあり終点駅でもある東成田駅。京成成田〜東成田は京成東成田線、東成田〜芝山千代田が芝山鉄道になります。この駅はかつての成田空港最寄り駅であったことで有名です。
薄暗い地下ホーム。現在使われているホームの向かいには、全く人気のない別のホームがあります。これはかつて“成田空港駅”として使用されていたホームです。駅名表示や広告などが当時のまま残されています。とても不思議でミステリアスな空間です。
かつて使用していたであろう窓口も残っています。ここがかつて空港利用者で溢れていたとはとても思えませんね…。
因みにこの東成田駅は、空港第2ビル駅と地下通路で繋がっています。
場所は変わってここは芝山鉄道の終点、芝山千代田駅。単式ホーム1線1面の高架駅です。
芝山千代田駅は成田空港の整備エリアに近い場所にあります。また埴輪がたくさん出土することで有名らしく、駅構内にはモニュメントが展示されています。
駅のホームからこのように駐機している航空機を見ることが出来ます。
芝山千代田駅のすぐ先で高架は途切れ、行き止まりに。ここから九十九里浜の方へと線路を延伸する予定があるそうです。この後は歩いて航空科学館に行きました。その時の様子はまた別記事にしたいと思います。
日本一短い鉄道と謳われている芝山鉄道。駅が2つしかないことや、ミステリアスな雰囲気の東成田駅、プラットホームから駐機場が見える芝山千代田駅など魅力が多い鉄道ですね。