週末プチ旅行日記 〜常磐線特急に乗って仙台から東京へ〜
前回の続きとなります。仙台駅からは常磐線の特急ひたち号に乗車します。
仙台駅に停車していた仙石線で活躍するハイブリッド車両、HB-E210系。初めて見ました〜。
乗車するのはひたち26号品川行き。仙台駅の在来線において、行き先表示に品川と表示されるのは凄いですよね〜。
仙台を出発する時点では相当空席がありました。もっとも途中駅から乗る人もまばらで、乗車率はかなり低いようでしたが…。
仙台駅を出て暫くすると長閑な田園風景が広がります。
浪江や双葉のあたりはまだまだ復興とは程遠い状態です。常磐線は全線開通となりましたが、この地域が本当の意味で復興するのはいつになるのでしょうか。車窓からはとても厳しい現実が見えた気がします。
仙台からの停車駅は、相馬・原ノ町・浪江・双葉・大野・富岡・広野・いわき・湯本・泉・勿来・高萩・日立・常陸多賀・大甕・東海・勝田・水戸の順に停車します。特急と言えど走行距離が長いのでそれなりに多くの駅に停車しますね。ただ水戸を出ると次は上野。そして東京、終点品川となります。因みにこの勿来(なこそ)、なかなかの難読駅ですよね〜。
この日の夕食は仙台駅で買った駅弁。海鮮駅弁にはやはり日本酒が合いますね〜( ´∀`)
仙台駅から約5時間。東京に到着です。この区間は少し前に上野〜仙台で乗りましたが、所要時間が5時間近くかかるので、なかなか乗りごたえがあります。それでも沿線の風景や景色を見ていると飽きないから不思議ですよね。長距離移動の列車が数を減らしている現在、このような長い区間を走る列車はとても貴重ですし、鉄道ファンからすると乗りたくなる列車でもあります。
後は浪江や双葉、大野など原発事故で影響を受けた地域がしっかりと復興するのを願うのみです。この地域がしっかり復興することで、常磐線の全線開通は本来の意味を持つのではないかと思います。
=おわり=