週末プチ旅行記 東北地方乗り鉄の旅② 〜左沢線に乗って〜
前回の続きとなります。仙山線で山形駅までやってきました。山形駅前のホテルに一泊し、翌日は新庄から陸羽西線に乗る予定でしたが、大雨の影響で運休に。仕方なく計画を変更し、米沢から米坂線に乗って、新潟を目指そうと思ったのですが、羽越本線の特急は軒並み運休。さらに天候によっては普通列車も大きく遅延する可能性があるとのこと。
仕方ないので新潟方面への切符をキャンセルし、山形新幹線で帰ることにしました。ただ、時間があったので、朝一番で左沢線(あてらざわせん)に乗車してみることにしました。
山形駅に停車する左沢線のキハ101。キハ110とそっくりですが、こちらは左沢線用の車両で、キハ100をベースに改造された車両です。
鮮やかなブルーを纏う車両。フルーツライナーの愛称があり、左沢線のロゴも入れられています。
車内の様子。キハ100/110はクロスシートですが、このキハ101は全座席がロングシートとなっています。通勤通学の乗客が多いのと、左沢線は運行区間が短いことから、ロングシート仕様になっているそうです。
生憎の雨となってしまいました。山形の隣駅である北山形駅。ここで列車の行き違いがあります。またこの駅から山形新幹線、奥羽本線と別れます。写真の左奥が新庄方面です。
左沢線の主要駅である寒河江駅。一部の列車はこの寒河江止まりで、私が乗車してきた列車は4両編成中前2両が左沢行き、後ろ2両が寒河江止まりとなりここで切り離します。
広大な水田の中を走り抜けていきます。左沢線は山形と左沢を結ぶ営業キロ24.3km、駅数11の比較的短い路線です。車窓からはこのように田畑や、山、近くを流れる最上川など自然色豊かな景観を楽しめます。
山形から約30分。終点左沢駅に到着です。雨が強くなってしまいました…。
左沢線は所謂盲腸線で、この先線路はありません。かつては左沢の2つ手前の駅、羽前高松駅から山形交通の三山線という路線がありましたが、今ではもう廃線になっています。
左沢駅は有人駅(一部の時間を除く)で、大江町交流ステーションという地域交流センターのような施設が一緒になっています。
左沢駅の駅名標。フルーツラインの名前の通り、梨の形をしています。因みに寒河江駅はさくらんぼでした。可愛らしいですね(^O^)
この後は再び折り返しの列車に乗って山形へ戻りました。左沢線、フルーツラインという素敵な名称と、鮮やかな青を纏った車両。なかなか面白い路線でした。つづく・・・。
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レゴトレイン過去作品のご紹介。936形散水車です。東海道新幹線でかつて使用されていた、雪対策用の車両。ジャックストーンのメタルタンクパーツを使用しています。詳しくはhttps://t.co/1x2KyhCnDq#LEGO pic.twitter.com/PtT1mPgvqa
— ainchan (@ryoryo101010) 2020年8月16日