週末プチ旅行記 〜四国鉄道文化館へ〜
前回の続きです。坂出駅から特急列車に乗って伊予西条駅を目指します。ここには“鉄道歴史パーク in SAIJO”があり、色々な鉄道車両が保存されています。
今回乗車する8000系いしづち号。JR四国を代表する特急電車です。
座席は標準的な感じです。新しい車両ではありませんが、座り心地はなかなか良いです。シートピッチは狭くないですが、普通席ながらフットレストがついています。また窓側の座席は床に出っ張りがあり、ここに足を乗せることも出来ます。ただ、出っ張りがある分多少窮屈に感じるかもしれませんね。
坂出駅を出ると岡山方面へと向かう瀬戸大橋への連絡線と別れます。この先で岡山方面から松山方面へ向かう線路と合流します。
宇多津駅にて岡山方面からやってきたしおかぜ号と連結。宇多津から松山へはいしづち+しおかぜの混結編成となります。
予讃線は海沿いを走る区間があり、景色がとても良いです。この日は天気もそこそこ良く綺麗な海岸線の風景を見ることが出来ました。
坂出から約70分。伊予西条駅に到着です。ホームではアンパンマンがお出迎え(゚∀゚)
伊予西条駅の改札を出るとすぐの所に鉄道歴史パークin SAIJOがあります。ここは鉄道関連の施設があり、“十河信二記念館”“四国鉄道文化館”“観光交流センター”の3施設が併設されています。
まずはメインである四国鉄道文化館へ。この鉄道文化館は北館と南館に分かれおり、どちから一方で入場券(大人300円)を購入すると、どちらにも入館することが出来ます。
まずは北館から。入るとこの施設のシンボルでもある0系新幹線がお出迎え。正面から見ると0系の“丸さ”がとてもよくわかります。
この0系新幹線は1976年に製造された「21-141」という車両で、側面の大きな窓が特徴です。2000年まで現役であり、引退後はJR西日本からJR四国へ譲渡されました。因みにこの「21-141」車両のもう一つの先頭車両「22-141」は、海を渡りイギリスの国立鉄道博物館に展示されています。両方の先頭車両がきちんと保存されているのはすごいことですね〜(゚∀゚)
車内にも入ることが出来ます。今からするとちょっと古めかしい感じのシートが並びます。
シートピッチはやや狭いです。というか今の新幹線が広いんでしょうね。N700系は普通車でもシートピッチが広く、リクライニングもしっかり倒れるので実に快適です。車両や車内設備の進化を感じますね!
背面テーブルや窓側の小テーブルなど、現役の頃のままきちんと保存されています。タバコの吸い殻入れにはJNRの文字が!!
さらに運転席部分も見学することが出来ます。新幹線の運転席はかなり高い位置にあることが分かります。
0系と一緒に展示されているのは、ディーゼル機関車DF50。1957年に製造されたトップナンバー機で、四国内だけでなく、敦賀や長野、米原等の機関区でも活躍。晩年は高松機関区に戻り、1983年に引退しましたが、同年に「準鉄道記念物」に指定された非常に貴重な車両です。
DF50も運転席を見学できます。かなり古めかしい印象ですね。0系もそうですが、常時運転席を見学出来るのはとても貴重だと思います。多くの保存車両において、運転席の見学はイベント時などにしか行わないことが多いですからね。
DF50。四角くてイカツイ感じですが、それがまた良いんですよね〜。レゴで作りたい車両です。実際に見学しながら「レゴだとこう作れば良いかなぁ〜」などと考えながら見ていました。
この他様々な鉄道模型も展示されています。私は鉄道模型はしませんが、このようなリアルなモデルはレゴで車両を作る際に大変参考になります。ですから気になった車両を中心に撮影し、今後のレゴ制作に役立てたいと思います(^O^)
0系は車体の長さが半分程のカットモデルですが、車内も見学できますから非常に貴重だと思います。新幹線とディーゼル機関車。全く種類の違う車両同士が並んでいて、面白い光景です。
因みに訪れた際の見学者は私だけ。ゆっくりじっくりと見学出来ました。次回は南館をご紹介します。
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— ainchan (@ryoryo101010) 2020年9月18日
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