週末プチ旅行記 〜石北本線の特急列車 大雪号に乗って①〜
今回の週末プチ旅行記は北海道、石北本線の特急列車大雪号に乗車します。
石北本線は旭川から網走を結ぶ路線距離234kmの路線です。旭川から途中遠軽、北見、女満別を通り網走へと向かいます。
この路線には「大雪」と「オホーツク」の2つの特急列車が走っており、大雪は旭川〜網走、オホーツクは札幌〜網走を結ぶ列車となっています。そしてこの2つの列車は今では貴重となった国鉄型気動車特急キハ183系で運用されています!今回はそんな貴重な列車に乗ってみることにしました。
旅の始まりは北海道の真ん中、旭川から。2011年に完成した4代目駅舎は、高架線とガラス張りの近代的な作りで、とても明るく開放感のある駅舎となっています。旭川駅を訪れるのはこれで3度目くらいですが、いつ来ても「立派だなぁ〜」と感心してしまいます。
今回乗車するのは12時41分発の網走行き、大雪1号です。
ホームに行くと既に列車が入線していました。今では貴重となって国鉄型車両であるキハ183系です!!
キハ183系は1979年より製造されている車両で、北海道用の耐寒装備を持った専用車両でもあります。かつてはスラントノーズと呼ばれたスピード感のあるデザインの先頭車両も活躍していましたが、今ではこの貫通タイプの車両のみが運用されています。
このキハ183系には特徴的なハイデッカーグリーン車が連結されています。今回はグリーン車に乗るべくえきねっとで予約を取りました。しかし、出発の数日前。駅の指定席券売機でチケットを受け取ろうとすると、エラーになってしまい受け取れません。「もしや、列車が運休なのか!!」と思いJR北海道のホームページを確認。しかし運休の情報はありません。
翌日みどりの窓口に行き、相談してみるとどうやら列車の不具合がありこの日の大雪1号にグリーン車は連結されないとの事。その代わりに普通車が連結され、指定された席に座り、後日差額分を払い戻してくれるという事でした。
列車の運休ではなく、一安心しましたが乗りたかったハイデッカーグリーン車はお預けとなりました。こればかりは仕方ないですね…m(._.)m
大雪号は4両編成。今回の編成は旭川寄りからキハ183-1503(4号車自由席)、キハ183-508(3号車一部指定席)、キハ182-7561(2号車指定席)、キハ183-1555(1号車指定席)となっています。
本来は2号車がグリーン車となりますが、今回は指定席。ハイデッカーグリーン車はありません。
車内の様子です。客室とデッキを分けるドアはどこかレトロな雰囲気。
今回乗車する2号車、3号車はシートが新しいものとなっていました。
一方で1号車と4号車のシートは若干古めかしい感じがします。どちらもリクライニングしますし、シートピッチも十分に広いので快適なのは間違いないですね。
1号車と4号車の先頭部分はご覧のように前面展望が楽しめる座席があります。旭川から網走方面においては、旭川→遠軽は4号車が先頭になり、遠軽→網走では1号車が先頭となります。特に網走からの上り列車では遠軽〜旭川は自由席で前面展望が楽しめる為、早めに席を取っておけば非常に楽しい移動が出来そうですね!
1号車の方向幕は中途半端な位置で止まっていました。シートは新しくなっていますが、やはり根本的には古い車両であることに違いはありません。今回のハイデッカーグリーン車の様に、色々な所に不具合や整備不良が起きているんですね。
デッキにある手洗い台と、客室の端にあるバッケージスペース。
さていよいよ旭川駅を出発するわけですが、2号車の乗客は私を含めて3人。他の号車も乗客はまばらでかなり空席が目立っておりました…。
つづく…。
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— ainchan (@ryoryo101010) 2020年11月11日