週末プチ旅行記 津軽線の旅 〜青森から三厩へ〜
今回の週末プチ旅行記は、本州の最北端を行く路線“津軽線”に乗車して三厩まで行きます。この路線は以前から乗車してみたいと思っていた路線で、今回は新幹線で新青森まで行き、乗り換えて青森から乗車しました。
まず乗車するのは蟹田行き普通列車。青森〜蟹田の区間は電化されておりJR東日本の701系で運行されています。701系は全ロングシート。乗るには少しつまらない車両ですね…m(_ _)m
青森からは途中青森車両センターの脇を通り、蟹田まで走行します。この区間の所要時間は約40分です。
ニューヨークとローマを結ぶ町という蟹田。これは北緯41°にそれぞれの街が位置しているからです。かつては本州と北海道を結ぶ特急列車や寝台列車が停車し、乗務員の交代等を行う重要な駅でしたが、今ではその特急列車や定期の寝台列車もなくなり、かなり寂しい感じがします。
ここからは三厩行きの列車に乗り換えです。蟹田から先は非電化区間の為、気動車であるキハ40が運行されています。ここからが津軽線のハイライトと言えるでしょう。
蟹田の次の駅である中小国駅。ここにある信号場が海峡線(青函トンネルを通る路線)との分岐地点となります。
中小国駅を過ぎると線路が右へ分岐し、その先には大きな高架橋が姿を表します。
大きな高架橋は北海道新幹線です。この先で津軽線が合流し、新幹線と在来線の三線軌条となります。
高架橋は北へ伸び、この先に奥津軽いまべつ駅がありさらに先へ進むと青函トンネルとなります。
一度は北海道新幹線の高架と分かれますが、しばらくすると再び合流。ここが北海道新幹線奥津軽いまべつ駅との接続駅“津軽二股駅”です。
津軽浜名駅を過ぎると海が見えてきます。この日は生憎の曇り。本州の最北路線、最果てらしい感じが漂っています…。
ここが本当の終点。この先にもう線路はありません。
三厩駅舎。竜飛岬に程近い三厩駅。かの有名な「津軽海峡冬景色」でも歌われている「ご覧あれが竜飛岬、北のはずれと〜♬」という歌詞が頭に思い浮かびます。まさに“北のはずれ”感満載です(゚∀゚)
駅は勿論無人駅。数年前までは窓口が営業していたそうでが…。電気すらついていなく、薄暗い駅舎内はちょっと不気味な感じがしました。
三厩駅の時刻表。この列車の少なさ!!1日に5本しか列車がないとは驚愕ですね ( ・∇・)
再び乗ってきた列車に乗車します。この車両はキハ40の仲間であるキハ48という車両。一般的なキハ40と違って片運転台で、寒冷地仕様。この1500番台はトイレがないタイプです。
車内はボックスシートとロングシートがあります。私の見る限りこの三厩で下車し、再び折り返しの列車に乗車しない人はほとんどいませんでした。私と同じように鉄道ファンが多かったように思えます。
この列車に乗って次は津軽二股駅を目指します。つづく…。
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JR北海道の新鋭気動車、H100形完成です。前面を表現するのに苦労しました。詳しくはhttps://t.co/m1fqqGewU7にて#LEGO #北海道 #鉄道 pic.twitter.com/gWaa7huA5Y
— ainchan (@ryoryo101010) 2020年12月6日