レゴシティのブログⅡ

鉄道と飛行機と旅と。モデルプレーンと…。

JAL旅客機コレクション No.37 〜JALのフラッグシップ B777-300ER〜

JAL旅客機コレクション第37号のご紹介です。

 

 

 

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今回は国際線の主力機、B777-300ERです。

 

 

 

 

 

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B777-300ERはB777-200の胴体を延長した-300型を更に改良したタイプの旅客機で、JALがローンチカスタマーとなって開発が進められた機体です。−300ERの特徴は長い胴体と、長い航続距離です。胴体の長さは-200型よりも10mも長く、また航続距離も14,000km以上あり東京〜ロンドン、東京〜フランクフルトなど長距離国際線機材として活躍しています。

 

 

 

 

 

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B777ワイドボディ機であり太い胴体に大型エンジンと言う如何にもパワフルでアメリカンな雰囲気の機体です。個人的に旅客機は"細身で胴体が長い方が美しい”と思うのでB777はあまり好きな飛行機ではありません。しかしこの-300ERは非常に胴体が長く、また翼端に「レイクド・ウイングチップ」を装備しており、ワイドボディ機でありながら美しいデザインの旅客機だと思います。

 

国際線の主力機材であるB777-300ERですが、JALでは新しい長距離用の機材としてA350-1000の導入を予定しており、-300ERは2023年を目処に順次退役が予定されています。しかも追い討ちをかけるようにコロナの影響で、国際線の需要が大幅に落ち込んでいることから完全退役はもっと早まるかもしれません。

 

 

B777は現在最新鋭のB777-9が開発され、今後運行されて行くことでしょう。一時代を築いたB777-200や-300から次世代タイプの-9に移り変わっていきます。-9はまだアメリカで試験飛行中であり営業運行はしていませんが、ANAはこの機体の導入を決定しており、近い将来日本でも見ることが出来るでしょう。

 

 

 

 

 

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最新鋭のB777-9。性能面において-300ERよりも更に優れた機体となっていますが、最大の違いは主翼折り畳み機構が装備されていること。より航続距離を伸ばす為に大型化した主翼では、一般的な空港では運用に支障を来す為、主翼の端を折り畳めるようになっています。

 

 

 

 

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このモデルは個人的に最も好きな旅客機の一つです。長い胴体が美しく、大型のエンジンはパワフルで大型機らしい特徴を備えています。そして主翼折りたたみ機能を持っており、非常に魅力ある旅客機です。このモデルプレーンの塗装は白と濃いグレーですが、現在は一般的な白と青のボーイングハウスカラーに変更されています。

 

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コロナの影響で航空業界は先行きが不透明で、このような国際線用機材の運行も厳しい中にあると言えますが、一刻も早くコロナが収束しまた多くの旅客機が空と飛ぶ日が訪れて欲しいものです。

 

 

〜お知らせ〜

今までご紹介してきたJAL旅客機コレクションですが、当初から欲しかったモデルプレーンが手に入ったので、今号を持って定期購読を打ち切りました。よってこれが最後の記事となります。ブログ自体は今後も週末プチ旅行記を中心に書いていこうと思いますが仕事が忙しく、またアメブロの方でも記事を書いていますので、更新が遅くなってしまう事をご承知下さい。

 

 

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