週末プチ旅行記 〜宗谷本線の旅②「見どころいっぱいの美深駅」〜
前回の記事からだいぶ間が開いてしまいましたが、週末プチ旅行記宗谷本線乗車の旅、2回目です。今回は名寄から美深、音威子府へと向かいます。
まずは美深駅で下車をします。美深は宗谷本線の駅で特急列車も停車する大きな駅です。かつては当駅から仁宇布まで美幸線という路線がありましたが、現在では廃止されています。
美深の駅前は閑散としていますが、駅内は見どころが多くあります。まずは売店。特産品や飲料水等を販売していますが、鉄道グッズも沢山売られています。昔の急行券や記念乗車券等があり、鉄道ファンには嬉しいお店です。
また待合室には立派な鉄道ジオラマが!!キハ40やキハ261と言った車両があり、実際に走行しているところを見ることが出来ます。
そして駅舎の2階には美幸線の資料館があります。
規模は小さいですが、貴重な資料や当時使用されていた鉄道用品など様々な物が展示されています。入場は無料です。
美幸線はかつて美深から仁宇布までを結んでいた営業キロ約21kmの路線で、開業は昭和39年です。当初の計画では仁宇布からさらに東へ、オホーツク海沿岸の枝幸方面まで延伸する計画もありました。しかし開業当時から輸送量が少なく「日本一の赤字路線」と呼ばれたこともあり、延伸計画が実施されることはありませんでした。結局昭和60年に前線が廃止され、バスによる輸送に変わりました。
美深駅の北の大地の入場券を購入したら、駅員さんからオマケを頂きました。かつて運行されていたC62ニセコ号のミニカレンダーと『仁宇布〜美深」の記念券。これは嬉しいオマケです♪( ´▽`)
売店では北の駅訪問証も購入。美深では南美深、初野、豊清水駅の訪問証を一緒に買えます
マグネット駅名標も記念に買いました。最近このマグネットタイプの駅名標も集めています。かなり種類は多いですが、いつかはコンプリートしたいですね〜。
因みにマグネット駅名標には使用済みオレンジカードのオマケが付いています。種類はランダムで、とりあえず北海道に所縁のあるカードを選びました。ジョイフルトレイン3車両が並んだカードはなかなか良いですね〜( ^∀^)
と言うわけで見どころたっぷりの美深駅を後にします。まだまだ買いたい鉄道グッズがあるので、またいつか訪れたいと思います。ここからは普通列車で音威子府を目指します。
キハ54の車内。集団見合い型という今では珍しいタイプの座席配置。シートはリクライニングするので快適ですが、乗り物酔いをする人は進行方向の逆にならないように注意が必要です。
北海道は面白い駅名が多いですね!この駅は"咲+来”と書いて「さっくる」。まるで海外の駅名みたいです。
沿線の途中にはこのような車両が保存されていました。これはワム??何かの施設として利用されているのでしょうかね〜(・∀・)
美深から約40分。音威子府駅に到着です。これまで乗車してきた列車は当駅止まりとなります。ここまで乗客は私を含めてたったの2人でした。主要駅間の移動なら特急列車を利用するでしょうし、特急列車の停車しない駅はほとんどが無人駅で、駅周辺に民家もないような駅ばかり。列車本数もかなり少ないですから、普通に利用する人は少ないでしょうね…(_ _).。o○
次回は終着、稚内へと向かいます。つづく…。