今の自分に大きな影響を与えたゲーム 〜ぼくは航空管制官2〜
当ブログをご覧の皆様はご存知かもしれませんが、私は乗り物が好きです。
飛行機、鉄道、車など。それぞれに好きになったきっかけがあります。
鉄道は小さい頃からプラレールの影響で好きでしたが、
本格的に好きになったのはレゴで列車を作り始めてから。自分が作った
列車に乗りに行ったり、作りたい列車を研究したりしてどっぷり好きになって
行きました。車は学生時代にプレイした「グランツーリスモ２」の影響が
大きいです。このゲーム、FFやドラクエ並みにはまって、これで車の仕組みや
車種を覚えました。続編も“4”くらいまでプレイしましたが、やはり
最初にプレイした“２”が一番好きですね！
そして飛行機。元は中学生の時に本屋で見つけた航空ファンがきっかけでした。
これで戦闘機が大好きになり、厚木や横田に行って撮影したりしていました。
当時は戦闘機一辺倒だった私ですが、旅客機も好きなったきっかけがあります。
それが今回ご紹介する「ぼくは航空管制官２」というゲームです。
このゲームはプレイヤーが管制官となって、飛行機に指示を出し
円滑な空港運営を行うというゲームです。PC用のソフトですが、一部は
家庭用ハードもで発売されています。シュミレーションゲームですが、
実際はパズルゲーム的な要素を多く含むゲームで、状況を見てきちんと指示を
出さないとニアミスになったり、飛行機が動けなくなったりしてしまいます。
当時戦闘機にしか興味がなかった私が、このゲームをきっかけに
旅客機の魅力にはまり、そして航空管制にも大きく興味を持ちました。
そんな今の自分に影響を与えてくれたゲームですが、ここ10年以上プレイ
していませんでした。パソコン自体が何度か変わったこと、ある程度やりきった
ことなどが原因だと思います。「ぼくは航空管制官」自体は続編がリリースされ
現在は「ぼくは航空管制官４」が発売されています。しかし、ネットで情報を
見るだけでプレイしなかったは、時間的な制約もありますが、自分のPCが
macになったこと。このゲーム基本的にWindowsのみに対応しており、
macではプレイ出来ません。以前使っていたWindowsはもう
オシャカになってしまい、起動すらできない状態…。
以前プレイしたソフトは持っていますが、プレイできる環境がない。
そんな状況でした。しかし、つい最近家の物置を整理していると
WindowsのPCを発見。どうも家族が買ったようですが、外見は比較的綺麗。
OSもWindows７となっていました。ものは試しでモニターに接続すると
なんとしっかり動くではないですか！！
これはと思い早速ソフトをインストール。すると…
起動しました〜(*≧∀≦*)
グラフィックがカクカクしていたので、発売元のテクノブブレインのHPから
修正プログラムをインストールすると滑らかなグラフィックに！！
本当にこのソフトをプレイするのは久しぶりなので、すごく嬉しかったです！！
成田、羽田、成田夜編、名古屋（小牧）、沖縄、仙台、新千歳、関空、
福岡、伊丹、セントレア、関空夜、鹿児島です。羽田のリニューアル版も
持っていましたが、どうも紛失したらしく見当たりませんでした。
唯一持っていないのが小松空港編。どうして買わなかったのかなぁ〜。
いずれも有名な空港ばかりが、どの作品も一応は全てクリアしています。
個人的に難しいなぁと思ったのが、沖縄、仙台、福岡でしょうか。
沖縄編は実は私が一番最初に買った「ぼく管２」のソフトなんです。
これが全ての始まり。ここから旅客機に魅力にどっぷり浸かっていきます。
沖縄編は民間機以外に自衛隊機や海上保安庁の飛行機が登場。さらに米軍機も登場
してトラフィックが多いです。しかも少しでも航空機を待たせるとすぐにストレスが溜まるので、ノーストレスクリアは至難の業でしたね。
仙台編は航空学校のプロペラ機がトラフィックの合間を縫って訓練をします。
交差する2本の滑走を使うので、かなりニアミスが起こりやすく
指示を出すのが難しかったですね〜。
そして福岡。実際の空港もそうですがトラフィックが多いのに滑走路は1本。
誘導路が少なく、到着機とプッシュバックする機体がぶつかることも
多々ありました。また途中でランウェイチェンジするイベントがあり
これらも難易度を高めています。本当に難しかったなぁ〜。
そして個人的に気に入っている作品。沖縄、成田夜、関空夜です。
沖縄は最初に買った作品なので思い出たっぷり。最終ステージでうまく行くと
米軍のSR-71が出るのは嬉しかったですね！また、通常のタワーやアプローチ、
デパーチャーと言った管制とは別に、米軍が管理する“ラプコン”という
管制システムがあるのが特徴的でした。
成田夜は、成田のバージョンアップ版で主に夕方から夜かけてのステージが
用意されています。最終ステージで条件を満たせば特別機のコンコルドが
飛来。そしてそのままクリアすると一番最初のステージがコンコルド飛来の
翌朝、という設定になりコンコルドの到着から出発までを楽しめました。
当時の成田はB747が多く、実際ゲーム内でも沢山747が登場します。
第２滑走路オープンを控えた夕方〜夜ステージと、第２滑走路オープンの
初日をプレイできます。新しい滑走路の完成を祝して、曲技飛行機が
飛来したり、最終ステージでは飛行船がやってきます。
最終ステージをノーミスでクリアした時はすごく嬉しかったなぁ〜。
そして、このゲームの一番秀逸なところは夜間ステージ。初期の頃から比べると
格段に鮮明になったグラフィックで、暗闇に浮かぶ滑走路やライトを綺麗に再現。
そしてなんとも言っても夜間ステージのBGMが素晴らしい！！
このBGMは「ぼく管」のなかでもっとも好きですし、ゲーム音楽としても
もっとも秀逸な曲の一つだと思います。
前置きが長くなってしまいましたが、今回久しぶりにぼく管２がプレイ出来る
環境になったので、早速"鹿児島離島編”をプレイしました。他にもプレイしたい
作品はあるのですが昔散々やりこんだので、プレイ回数が少ない作品を選びました。
この鹿児島離島編はリニューアル版で、鹿児島空港を中心に離島の
今では懐かしいANAのB747SRが登場したり、離島の空港もしっかり再現されて
います。最終ステージではうまく行くとH-2Aロケットの打ち上げを見られんです
よね。久々のプレイで腕が鈍っていますが、なんとかクリアしたいです。
今年のGWはコロナウィルスの影響でもどこにも出かけることは出来ません。
私が大好きな飛行機にも乗れません。でも、だからこそ本来出来なかったことが
出来ると思っています。今回のぼく管2の件もきっとコロナがなければ
プレイせずにただ思い出の中に閉まっておくだけになっていたと思います。
どこにも行けないから、逆に家でどう過ごすか。私の心の癒しになっている
旅行や乗り物達。そんなきっかけを作ってくれたゲームを再びプレイ出来て
とても幸せだと思っています。１日中ゲームをしているのは体に良くないので
時間を決めてプレイしていますが、やはりこのゲームは楽しいです。
唯一ぼく管２の中でプレイしていない「小松空港編」もネットを見ると
中古品が安く販売されています。この機械に買ってみようかなぁと思っています。
