週末プチ旅行記 〜三陸鉄道リアス線に乗って〜
前回の続きとなります。新花巻から釜石線の乗車して釜石駅までやってきました。ここからは三陸鉄道に乗り換えて、宮古を目指します。
三陸鉄道釜石駅。JR釜石駅と隣接しており、ホームも地下通路で繋がっていますが、会社が違う為、直接乗り換えることは出来なくなっています。JRから三陸鉄道に乗り換える場合は、一度改札を出て、三陸鉄道の改札所から乗車する必要があります。
待合所の隣には昨年行われたラグビーW杯の展示品がありました。
ホームに行くと様々なカラーリングの車両が停車していました。三陸鉄道で使用されている36形という車両です。
今回乗車する釜石発宮古行きの列車。2両編成で、先頭車両は36-R3というレトロ車両でした。
レトロ車両の中はこの様に木目調になって入り、落ち着いたちょっと豪華な雰囲気となっています。因みに普通列車として運行されているので、別料金等は必要ありません。
こちらは普通の車両の車内。クロスシートになっており、車端部にはロングシートもあります。
待合所の券売機で乗車券を購入。この釜石〜宮古間はかつてJR山田線の一部でしたが、震災等の影響で第3セクターである三陸鉄道へ移管されました。その為いわてホリデーパス等のJRのフリーきっぷでは乗車することは出来ません。
太平洋沿いを行くロケーションの良い路線ですが、東日本大震災による津波の傷跡はまだまだ残されています。以前は車窓からもっと海が見えたのでしょうが、至る所で防波堤が築かれており、海が見えづらくなっています。
本州でもっとも東にあるという駅「岩手船越駅」の近くには“鯨と海の科学館”という施設があります。なかなか面白そうな施設です。寄ってみたかったのですが、時間的な制約で諦めました。またいつか行きたいですね。
そう言えば車内のつり革は面白い形をしていました。こう行った遊び心、良いですね〜。
途中の区間(確か陸中山田〜払川あたりだったような)は海沿いではなく、山間を走ります。
天気が良くて車窓からの景色もとても綺麗でした。
釜石から約1時間30分。宮古駅に到着です。三陸鉄道はまだこの先も久慈駅まで路線が続いています。
宮古駅でも三陸鉄道の車両を少しだけ撮影。奥に見えるダブルルーフの車両はかつてのレトロ車両だそうです。今ではもう使われていないみたいですね。
駅名標に飾られていたくす玉。この日もかなり暑かったですが、こういった物を見ると少し涼しい感じがしますね。とても素敵な演出です( ´∀`)
さて宮古からは再びJRの路線、山田線に乗って盛岡を目指します。つづく…。