モデルプレーン ドラゴンウイングス1/400 〜ボーイング367-80〜
本日はドラゴンウイングスから1/400スケールのモデルプレーンをご紹介します。
ボーイング367-80です。
現代ジェット旅客機の礎とも言えるB707の原型とも言える飛行機です。1952年から設計が開始され、1954年に初飛行に成功。民間機ではなく、軍用型のKC-135としてアメリカ空軍に先に採用され、その後B707として開発されていきます。
この367-80がB707の元として開発され、その後B707は世界中で飛び回るベストセラー機となります。動機には強力なライバルであるDC-8やCV-880がありましたが、生産数は多くジェット旅客機の元祖とも言えるデハビランドコメット以上に、ジェット旅客機としての地位を確立。現代に至る旅客機モデルのベースとなっています。
当時としては最新鋭であるジェット旅客機。ジェットエンジンを４発装備し、それまでの速度を大きく上回るだけでなく、輸送力も大きくなりました。そう言ったイメージからB707やDC-8は大型機というイメージがありますが、実はB737-800と比較するとほぼ同じ大きさであることが分かります。むしろ胴体幅はB737-800の方が大きく、座席数も多いです。それだけ当時と比べると技術が進歩しているということが分かりますね。
この367-80にはデモ飛行の際に、通常の旅客機ではまずありえない挙動（バレルロール）をしたことでも有名です。大胆なデモ飛行も、当時のボーイングの当機にかける気合が感じられますね(^O^)
