レゴ互換ブロック Forange 〜The TRAINシリーズ〜
久しぶりにレゴ互換ブロックのご紹介です。今回はForangeというメーカーからトレインシリーズをご紹介します。例によってこのメーカーは中国の会社です。
FC3615という品番で電気機関車と貨車のセットになります。レール、ミニフィグ付きです。
外箱はありませが、きちんとディバイトパッキングされています。2番の袋がありませんが、欠品ではありません。説明書を見ると恐らくレールが2番のような感じでした。
ミニフィグは６体付属してますが、互換メーカー特有のバラバラ仕様です。若干腕の可動部分がキツイ感じですが、バリ等もなく良好です。
ブロック外しも付属。互換メーカーではオリジナルのブロック外しを製造しているメーカーが多いですが、ここはレゴのそのまんまパクリですね。
ミニフィグ紹介。怪しげな雰囲気はなく、クオリティもなかなかです。写真ではほとんど分かりませんが、左端の運転手と右端の老人のヘッドには白い髭が描かれています。
踏切とレール。踏切の警報ランプの表現はなかなか良いですね。またレールは直線レール５本とカーブレール２本のみが付属しています。
このセットで気になる点は台車です。普通はトレイン用の“ホイールサイド”を使用しますが、テクニックのリフトアームを使用しており個性を感じます。また車体との接合に“トレインボギープレート”ではなく2×2ターンテーブルを使用しているのも特徴です。
また車両同士の連結は磁石式ではなく、クリッププレートを使用したものになっています。これでスムーズにコーナーが曲がれるのか！？と思いましたが、意外とスムーズに走行できました。
こちらがメインとなる機関車です。#60098を元にしたデザインですが、前後非対称なので雰囲気は結構違いますね。
後部はだいぶ簡略化された感じになっています。日本では前後非対称の機関車は珍しいですが、アメリカ等では意外と多かったするんですよね。
因みに内部はこんな感じです。このセットには動力パーツは付属していません。ただ、スペースはあるので改造して動力化することはそう難しくはないでしょう。
貨車①。タンク車。カーブスロープを使った表現で、なかなか良い雰囲気です。
タンクは台車に固定されておらず、乗せるだけになっています。
貨車②。コンテナ車。だいぶ小型のコンテナですが、必要最低限のパーツで再現されています。こういったセットの場合、やはり機関車がメインとなりますが、貨車はオマケ的な要素となりますね。
互換ブロックのトレインは、当たり外れが結構あるのですが、今回のセットはあたりだと思います。デザインも良好ですし、ブロックも組みやすい、欠品やバリ等がないのは良いことです。レゴトレインと連結させる為には、連結器を変える必要がありますが、大きな改造は必要ないでしょう。また動力化に関しても比較的楽に行えそうです。
無動力状態ですが、とりあえず街においてみました。結構良い感じです(^O^)
今後、小改造をして本線デビューさせたいですね！
