週末プチ旅行記 〜しらさぎ号に乗りました〜
今回の週末プチ旅行記は名古屋から特急しらさぎ号に乗って金沢まで行きました。
名古屋始発のしらさぎ号。当列車はホームライナー大垣4号として入線。折り返してしらさぎ3号となります。列車は独特な顔つきの681系。個人的には貫通タイプの顔の方が好きですね〜(゚∀゚)
普通車は2+2の配置。車内は明るい雰囲気で、シートもなかなか良い座り心地です。
シート脇にはミニテーブルもついています。
名古屋を出発。すでに車内はビジネスマンや観光客等で賑わっていました。少し走ると進行方向右手に稲沢貨物駅が見えてきます。EF64や車掌車ヨ8000、有蓋貨車ワムなどが見えました。
大垣駅を出ると“ムーンライトながら”に使用されている185系が停車していました。今後、185系が引退したら同列車はどうなるのでしょうかね〜。列車は継続して257系の運転になるのでしょうか?
大垣〜関ヶ原区間は急勾配で有名で、勾配のきついルートとゆるいルートがあり、下りの特急列車や貨物列車は勾配のゆるい方を、普通列車は上り線と一緒に垂井線ルートを通ります。この区間ではモーター音がずっと鳴っていて、坂を頑張って登っているんだなぁと感じました。
関ヶ原、柏原を過ぎると新幹線の高架を右手に見ながら、徐々に米原駅へ近づいて行きます。米原駅の留置線には683系が停車していました。
米原からは北陸本線に入ります。車窓からは琵琶湖が見えます。米原駅では進行方向が変わり、座席を回転しないといけません。米原では列車の増結の為停車時間が長めに設定されていますが、今回のように混んでいる車内では、座席を回転する人と米原から乗車して来る人で車内がごちゃごちゃしてしまうのが難点ですね。
近江塩津駅を過ぎるとしばらく複々線区間となります。見えている2本の線路は大阪・京都方面からの湖西線の線路で、近江塩津で一緒になり北陸本線となります。またこの後、新疋田駅を過ぎると上り線のみですが、有名な鳩原ループ線があります。ここも急勾配区間が続く山越えですね。
山を越えると敦賀、鯖江と停車していき、福井へと向かいます。途中に全長13,870mもの長大な北陸トンネルを通過します。
北陸本線周辺では、北陸新幹線敦賀延伸工事が進められています。橋脚やトンネル等が見られます。敦賀延伸は2022年末とのことですが、敦賀まで新幹線が出来た場合、在来線特急の“しらさぎ”や“サンダーバード”は名古屋〜敦賀/大阪〜敦賀の運行になるんですかね〜( ・∇・)
加賀温泉名物!?車窓から巨大な観音像が見ます。かつてテーマパークの一画に建てられた観音像らしいですが、そのテーマパークはすでに廃園となっているそうです。
加賀温泉を出ると次は小松に停車します。小松駅周辺の車窓からは小松空港に着陸する飛行機を見られました。
徐々に建物が増えて行き、小松から20分ほどで金沢へ到着します。
名古屋から約3時間。金沢駅に到着です。名古屋/米原〜金沢までの路線は、大都会名古屋周辺、上り線と下り線が分かれている大垣〜関ヶ原区間、進行方向が変わる米原駅、琵琶湖、湖西線と合流する近江塩津、ループ線のある新疋田周辺、長大な北陸トンネルなどなど非常に見応えがある車窓が多いです。3時間という長めの乗車時間ですが飽きないですね!またこの路線は乗ってみたいと思います。
停車中のあいの風とやま鉄道の521系。流れるようなラインデザインが素敵ですね。
さて金沢駅では乗り換え時間があるので、駅弁を買ったりお土産を買ったりして次は北陸新幹線に乗車します。行き先は富山です。
つづく・・・