週末プチ旅行記 〜新幹線のちょっと地味な駅 安中榛名駅〜
今回の週末プチ旅行記は、新幹線の駅の中でちょっと地味な駅。あるいは普段通過してしまって、なかなか降りる機会がない駅をご紹介したいと思います。
新幹線の駅といっても、最速達列車(のぞみ・はやぶさ・かがやきなど)が停車する駅は当たり前のように乗降客数が多いです。またその次に停車駅が多い列車(ひかり・はくたか・みずほ等)が止まる駅も乗降客は多いですね。そして各駅ないし、それに近い停車駅の多い列車(こだまやあさまなど)しか止まらない駅は、乗降客数が少なめとなります。
そんな各駅停車しか止まらないような駅の中でも、さらに地味なのが在来線乗り換えのない駅です。今回は関東圏にあってそんな地味な駅を3駅訪れてみました。北陸新幹線の安中榛名駅と、上越新幹線の本庄早稲田駅、上毛高原駅です。
◆安中榛名駅◆
安中榛名駅は群馬県安中市にある北陸新幹線の駅です。北陸新幹線で唯一乗り換えがない単独駅です。かがやきはもちろん、はくたか号も停車しません。あさま号のみの停車となります。
東京駅からあさま号に乗って向かいます。このあさま603号は臨時列車のようです。長野までの各駅に停車します。
車両はE7系。普通車であってもこのE7系は非常に乗り心地が良いです。
東京から約1時間。初めて降り立つ安中榛名駅です。手前は高崎、次はもう峠越えの軽井沢です。私が乗ってきた列車は当駅で降りる人は4名ほどしかいませんでした。
駅舎はこんな感じです。1997年、長野新幹線開業と同時営業を開始。1日の乗降客数が300人程度と非常に少なく、これはJR東日本の新幹線駅ではいわて沼宮内駅について少ない数です。
駅前は閑散としており、駐車場くらいしかありません。
駅中には売店があり、峠の釜飯が販売されています。これは良いですね。ただ近くにコンビニはありません。
乗客はちらほら。待合室もありますが、誰も利用していませんでした。
これが安中榛名駅の時刻表です。本数が少ないですね〜。特に長野方面は10時代の次は13時!驚きです( ̄▽ ̄)
相対式ホームの2面2線となります。待避線がないので迫力ある通過列車を見ることが出来ます。
軽井沢方面はすぐにトンネルとなります。ここから難所の峠越えです。
下りホームから駅前を撮影。住宅がちらほら。あとは空き地と駐車場です。
上り列車がやってきました。ホームには20名ほどの乗客がいました。この列車を逃すと次は1時間後となります。
噂通り乗降客数が少ない安中榛名駅。非常に静かで寂しい雰囲気でした。鉄道ファンからは“新幹線の秘境駅”と呼ばれることもあるそうで…。今後降り立つことは多分ないでしょうね〜。次は本庄早稲田駅に向かいます。つづく…。