週末プチ旅行記 〜にちりんシーガイア号に乗って小倉へ〜
やってきたのは783系。ハイパーサルーンの愛称を持つ特急列車です。この車両は国鉄が民営化されて初めて作られた特急型車両で、1988年にデビューしました。
今回は奮発してグリーン車に乗ります!
座席は1+2の3列仕様。がっちりと重厚感のあるシートですが、ちょっとシートはくたびれている感じがしました。
このように座席の部分が1段高くなっています。窓も広めですから、景色はよく見えますね。
デビュー当初はそれまでの国鉄型車両とは大きく違った先進的なデザインで、注目を浴び九州中で活躍する列車となりました。ただすでに登場から30年が経過しており、車内は傷んでいる箇所が見られました。また後継の787系・885系が配備されているため、現在では活躍する場所は少なくなっているようです。
とは言っても流石はグリーン車。人も少なく実に快適です。南宮崎のイオンで買ったビールとじゃがりこで呑み鉄です(^O^)
このにちりんシーガイア号は宮崎から日豊本線をひたすら走り、途中延岡や大分を経由していきます。南宮崎〜小倉は約4時間30分の長旅です。因みに終点博多まで行くと5時間30分かかります・:*+.\*1/.:+
日豊本線には、土々呂(ととろ)や宗太郎など面白い名前の駅があります。いつかは訪れてみたいですが、このような小さな駅は写真のように極めて列車の本数が少ないので、きちんと計画しないと難しそうです。
4時間半の行程のうち3時間近くが大分までのとなります。ここまで車内も結構空いていたようで、「グリーン席にしなくても良かったなぁ〜」と思っていたのですが、大分駅につくと何だか物凄い混雑振り。外国人観光客らしき人が大勢乗車してきました。普通車は人が溢れる状態となっていたそうで、大分から先は指定席も全て満席とのことでした。これは一体!?と思い良く乗客を見てみると、国旗を持ったり同じ服装だったり…。実はこの日、大分でラグビーWカップの試合があったようで、ちょうど試合が終わった時間帯なのでした。どうりで混む訳です。多くの人が博多まで行く感じでした。
そして大分から約1時間。小倉駅に到着です。てっきりグリーン車も満席かと思いましたが、乗客は私も含めて4名だけ。小倉から乗る人もいるんでしょうかね。
小倉では夜ご飯を食べて、駅に近いホテルで一泊します。ホテルはいつもの東横インです。
毎度お馴染みの東横インのシングルルーム。どこに行っても同じですが、逆に同じことが安心感につながります。色々なホテルに泊まるのも楽しいですが、滞在時間も短いですし、とりあえずシャワーを浴びることができて、ベッドに寝られれば問題ナシです。
次の日は門司港を訪れます。つづく…
*1: °ω°