週末プチ旅行記 〜白老駅とウポポイ(民族共生象徴空間)〜
特急北斗号に乗車して函館駅から白老駅までやってきました。白老駅で下車してウポポイ(民族共生象徴空間)を見に行きます。
白老駅の駅舎。昨年訪れた時は改装工事の真っ最中でしたが、すっかり綺麗になっていました。
因みに工事中の白老駅はこんな感じでした。
白老駅にはウポポイに行くのに便利な北側改札口が(臨時)設置されています。
駅を出ると大きな看板があり、白老駅からウポポイまでは迷うことなく進めると思います。因みに徒歩10分くらいの距離です。
以前は線路を挟んで北側と南側を結んでいた跨線橋は解体工事の最中でした。
ウポポイに行く途中にSLの保存車両が展示されていました。かつてポロト号として活躍したD51です。
今年7月にオープンした民族共生象徴空間ウポポイ。ポロト湖の湖畔に様々な展示施設があります。入館料は大人1,200円です。
メインである国立アイヌ民族博物館。通常であれば入館料を支払うことで見学が出来ますが、私が訪れた時は事前に見学予約が必要でした。因みに予約なしでも館内に立ち入ることはできますが、展示室には入ることは出来ませんので注意が必要です。
博物館の展示や歴史資料も素晴らしいですが、ポロト湖を一望出来る湖畔がとても良いです。この日は天気も良かったので、尚更良い景色を見ることが出来ました!!
アイヌの昔のチセ(家屋)が再現されたエリアもあります。藁を編んで作られた家を間近で見るのは初めてだったので、その技術に驚きました。
ウポポイのマスコットキャラクター“トゥレッポくん”のステージショーも行われていました。このキャラクターなかなか可愛いですね〜。
民族共生象徴空間ウポポイ。アイヌ民族の事は歴史の授業で習う程度の事しか知りませんでしたが、ここへ来ると更にアイヌの歴史や暮らしなど様々なことを学ぶことが出来ます。またそれ以上に現代は多様性が重視される社会です。一口に多様性と言うのは簡単ですが、それは自分とは違う価値観の人間や、民族の違い、宗教の違い、出生の違いなど様々な“自分との違い”を認め、認識することだと思います。それはとても難しいことであり、出来そうで出来ない事。しかし、このウポポイを見学すると少しでも他者への理解が出来そうな気がしました。
アイヌの事を知る以上に、これからの日本の社会にとって必要な物を知ることが出来る。そんな重要な施設だと思いました。つづく…。
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