週末プチ旅行記 〜宗谷本線の旅⑤ 「幌延駅から士別、剣淵駅へ…」〜
前回の続きとなります。往路も宗谷本線に乗車しますが、復路とは違う駅で下車し北の大地の入場券を収集します。
◉前回の記事はこちら◉
まずは始発の普通列車に乗車します。稚内を朝5時20分に出発する列車で、車両はキハ54。昨日美深から乗車した車両と同じ504編成です。
宗谷本線にも個性的な名前を持つ駅がたくさんあります。こちらは抜海(ばっかい)駅。
勇知(ゆうち)駅。駅舎はかつての車掌車でしょうか。
兜沼駅。カッコイイ名前の駅です。
特急列車も停車する豊富駅にはオエ61形救援車が保存展示されています。屋根無しの屋外展示のため、だいぶ車両は傷んでいる様子ですが…。
最初に下車するのは幌延駅。当駅も特急列車が停車する駅です。
この日は朝から天気が悪く幌延駅ではみぞれ混じりの天気に…。当駅には駅舎内に移住情報支援センター"ホロカル”という施設がありここで北の駅訪問証を販売しています。今回は営業時間前でしたので、北の大地の入場券のみを購入します。
こちらが幌延駅の入場券。幌延はかつて留萌から日本海側沿いを走る羽幌線の終着駅でした。
幌延駅の待合室。朝早い時間ということもあり乗客は私だけ。ひっそりとした待合室で次の列車を待ちます。
乗車するサロベツ2号が入線してきました。当列車で士別駅へと向かいます。
士別までの車窓からは、昨日見学したキマロキ編成を見ることが出来ました。やはりこの保存車両は迫力がありますね〜( ^∀^)
幌延から特急列車で約2時間。士別駅に到着です。
士別駅の北の大地の入場券。キハ40が描かれていますが、現在はキハ40の運用はなく普通列車は専らキハ54か新型のH100型に置き換わっています。
士別駅周辺には煉瓦造りの古い倉庫がたくさんあります。今や貴重な建造物なのではないでしょうか。
士別駅にはご覧のような売店があります。ここでは駅そば屋も兼ねているようで、待合室にお蕎麦の良い香りが充満しておりました。駅周辺にはコンビニはないのでこのような売店があるのは非常に助かりますね!
士別の次に下車するのは剣淵駅です。乗車した列車は今朝稚内から乗車したキハ54の504車両。この車両は稚内から名寄まで普通列車で運用された後、名寄から快速なよろ4号として旭川まで運行されます。
剣淵駅舎。勿論無人駅です。宗谷本線の剣淵駅の上下線隣駅である北剣淵駅と東六線駅は今年の3月に廃止されてしまいました。
北剣淵駅と東六線駅が廃止されたことにより、隣の駅は和寒駅と士別駅となっています。
剣淵駅は無人駅ですので、北の大地の入場券は駅前にある丸八おざわ商店で販売されています。時間帯によっては営業時間中でもお店が閉まっていますが、その場合は商店の向かいにある新聞屋にて販売を行っているそうです。
こちらが剣淵駅の北の大地の入場券。剣淵駅に停車するキハ40が描かれています。
剣淵駅からは新型のH100形に乗車して旭川へと向かいます。新型車両が来ると大都市近郊まで来たのだなぁと実感しますね!
この後は旭川から特急ライラックに乗車し札幌へ。そして新千歳空港から帰路へと着きました。今回の北海道旅行では宗谷本線に乗車し、北の大地の入場券を収集しました。宗谷本線は営業キロも長く乗りごたえがありますし、沿線には様々な魅力や見どころがあります。乗っていてとても楽しい路線でした。まだ全ての入場券を集めた訳ではないですし、北の駅訪問証も未収集な駅が多いので、今後も訪れたいと思っています。
=おわり=