JAL旅客機コレクション No.37 〜JALのフラッグシップ B777-300ER〜
JAL旅客機コレクション第37号のご紹介です。
今回は国際線の主力機、B777-300ERです。
B777-300ERはB777-200の胴体を延長した-300型を更に改良したタイプの旅客機で、JALがローンチカスタマーとなって開発が進められた機体です。−300ERの特徴は長い胴体と、長い航続距離です。胴体の長さは-200型よりも10mも長く、また航続距離も14,000km以上あり東京〜ロンドン、東京〜フランクフルトなど長距離国際線機材として活躍しています。
B777はワイドボディ機であり太い胴体に大型エンジンと言う如何にもパワフルでアメリカンな雰囲気の機体です。個人的に旅客機は"細身で胴体が長い方が美しい”と思うのでB777はあまり好きな飛行機ではありません。しかしこの-300ERは非常に胴体が長く、また翼端に「レイクド・ウイングチップ」を装備しており、ワイドボディ機でありながら美しいデザインの旅客機だと思います。
国際線の主力機材であるB777-300ERですが、JALでは新しい長距離用の機材としてA350-1000の導入を予定しており、-300ERは2023年を目処に順次退役が予定されています。しかも追い討ちをかけるようにコロナの影響で、国際線の需要が大幅に落ち込んでいることから完全退役はもっと早まるかもしれません。
B777は現在最新鋭のB777-9が開発され、今後運行されて行くことでしょう。一時代を築いたB777-200や-300から次世代タイプの-9に移り変わっていきます。-9はまだアメリカで試験飛行中であり営業運行はしていませんが、ANAはこの機体の導入を決定しており、近い将来日本でも見ることが出来るでしょう。
最新鋭のB777-9。性能面において-300ERよりも更に優れた機体となっていますが、最大の違いは主翼折り畳み機構が装備されていること。より航続距離を伸ばす為に大型化した主翼では、一般的な空港では運用に支障を来す為、主翼の端を折り畳めるようになっています。
このモデルは個人的に最も好きな旅客機の一つです。長い胴体が美しく、大型のエンジンはパワフルで大型機らしい特徴を備えています。そして主翼折りたたみ機能を持っており、非常に魅力ある旅客機です。このモデルプレーンの塗装は白と濃いグレーですが、現在は一般的な白と青のボーイングハウスカラーに変更されています。
コロナの影響で航空業界は先行きが不透明で、このような国際線用機材の運行も厳しい中にあると言えますが、一刻も早くコロナが収束しまた多くの旅客機が空と飛ぶ日が訪れて欲しいものです。
〜お知らせ〜
今までご紹介してきたJAL旅客機コレクションですが、当初から欲しかったモデルプレーンが手に入ったので、今号を持って定期購読を打ち切りました。よってこれが最後の記事となります。ブログ自体は今後も週末プチ旅行記を中心に書いていこうと思いますが仕事が忙しく、またアメブロの方でも記事を書いていますので、更新が遅くなってしまう事をご承知下さい。
週末プチ旅行記 〜日本初の木造復元天守 掛川城〜
少し前の事になりますが、静岡県掛川市にある掛川城を訪れました。
まずは新幹線で掛川へ。東京からこだま号に乗車して約1時間30分。掛川はこだま号しか停車しないので、注意が必要です。
駅から比較的近い場所にある掛川城。天守閣は外装3階、内部4階の構造。戦後日本で初めて木造により復元された天守閣です。新幹線の車窓からも見えるので、見たことがある人も多いのではないでしょうか。
決して大きな天守閣ではありませんが、勇ましい感じがします。掛川城は戦国時代にこの地の大名が遠江支配の拠点として築いたのが始まりとされ、1590年頃には豊臣秀吉の直臣である山内一豊(やまうちかつとよ)という人物が入城。この人物が天守閣を作り、近代城郭としての体裁を整えました。
天守閣からの眺め。掛川の街が一望出来ます。やはり高いところから見下ろす景色というのは良いものですね〜。
天守閣内部には資料等が展示されています。お城の内部も撮影が可能です。
敷地内には掛川城御殿という建物もあります。江戸時代後期に建てられた"書院造”と呼ばれる建築様式で、畳が敷き詰められた多くの部屋からなります。現存する城郭御殿は非常に貴重で、全国でも4箇所程しかないそうです。
掛川城は過去に2度、大震災によって倒壊しています。現在の天守は平成6年に掛川市民の協力と熱意によって再建されました。決して大きなお城ではありませんが、天守はかつて「東海の名城」と謳われただけのことはあり、とても美しい外観ですね。
東京や横浜からは新幹線で1本。駅からも近い立地の掛川城は訪れやすいお城です。掛川駅には売店等も色々ありますから、日帰りでぶらりと旅を楽しむことが出来ると思います。
JAL旅客機コレクション No.36 まるで戦闘機!?世界最速を目指したCV880〜
ようやくJAL旅客機コレクションにこの旅客機が登場です!!
コンベアCV880。私がずっと欲しいと思っていた飛行機です。CV880はアメリカのコンベア社が製造した旅客機で、デビューは1959年です。当時旅客機市場はボーイングB707とダグラスDC-8が主力でしたが、それらに対抗すべく開発された旅客機です。大手ライバル機に対し、CV880は「世界最速の旅客機」と言う目標を掲げて製造されました。
コンベア社というとセンチュリーシリーズでもお馴染みの"F-102デルタダガー”や"F-106デルタダート”と言った戦闘機が思い浮かびますが、このCV880に積まれているエンジンは戦闘機用に開発されたエンジンを改良した物が装備されています。
まるで戦闘機をそのまま旅客機にしたような雰囲気!?世界最速を目指しただけあって、細身でスピード感のあるスマートなデザインになっていますね( ´ ▽ ` )
機体だけではありません。ターボジェットエンジンも特徴的です。CV880に積まれている「CJ -805-3」と言うエンジンは、F-4ファントムに装備されていた「J79」と言うエンジンの改良型なのです。旅客機に戦闘機用のエンジン…、今では考えられないことですが、当時は速度を求め非常に強力なエンジンが必要とされたのです。
奥の飛行機はCV880の改良型、CV990です。私はこのCV880、990と言う飛行機がとても好きです。勿論世代ではないですから、乗ったことも実機を見たこともありません。しかし、細身でスマートなフォルム、爆音を轟かすエンジンなど他の旅客機にはない個性が非常に魅力的です。
CV880は結果的に旅客機として成功したと言えませんでした。総生産数はわずか65機。改良型のCV990も37機のみの生産に終わりました。初期トラブルや操縦性に難があったこと。そして最大の問題はエンジンでした。戦闘機用のハイパワーエンジンはその騒音が酷く、またエンジンから吐き出される黒煙は環境問題に影響を与えました。コストを抑える目的で改良した部分にトラブルも発生し、航空会社からは敬遠されるようになってしまうのでした。
世界最速を目指して装備したエンジンが足枷となってしまうのは、何とも皮肉な結果だと言えます。ただ当時の旅客機はB707にしてもDC-8にしても環境問題を考慮していたとは思えないので、CV880の持つ複数の問題点がエンジン、環境問題に結びついてしまったのではないでhそうか。
戦闘機の用に爆音を轟かし黒煙を上げながら離陸して姿を、一度良いからこの目で見たかったです。さぞかし迫力があったことでしょう。今の世の中ではこのような強烈な個性を持つ旅客機(旅客機に限ったことではないですが…)はもう生まれないでしょうね〜。
次回はCV880とは正反対の現代の成功した旅客機。B777です。
週末プチ旅行記 〜久しぶりに北の大地へ 記念入場券集めの旅❺〜
室蘭本線と函館本線をめぐる北の大地の入場券集めの旅、今回は最終回です。
↓前回は函館から長万部、八雲、森の各駅を訪れました。
初めて下車する大沼公園駅。その名の通り、駅のすぐ側に大沼公園があります。
レトロな雰囲気の駅舎。元は明治時代に臨時乗降場として開設され、大正時代には大沼駅と改称されました。それまであった隣の大沼駅は軍川という駅名になりますが、1964年には再び小沼公園駅となり、軍川駅も大沼駅と戻されました。特急列車も停車する駅ですが、ホームは単式で1面1線のみとなり列車交換等は出来ません。特急列車が停車する駅でこのホームがこの規模というのは珍しいですね〜。
こちらが当駅の北の大地の入場券。大沼の脇を走るキハ40です。
駅前にある案内表。大沼公園は国指定の国定公園であり、公園内には大沼、小沼、蓴菜沼があり大小沢山の小島が点在しています。湿地保全に関するラムサール条約にも登録されています。
ちょっと寒々しい雰囲気。この日は天気があまり良くありませんでしたが、広大な沼と島々はなかなか良い景色です。晴れていたらもっと景観が良いでしょうね。大沼公園は明治時代から景勝地として人気があり、現在でも周囲には沢山のお土産屋があります。
駅前にある立派な佇まいのお店。明治時代から続く老舗の和菓子屋「沼の家」。気になったので立ち寄ってみました。
こちらが大沼の名物の大沼団子。味は餡と醤油、ごまの3種類があります。小さめのお団子ですが、うるち米100%使用で非常に美味しく食べていて飽きない味わいです。値段もリーズナブルでお土産としても良いです。ただ消費期限が1日と短いので買ったらなるべく早めに食べたほうが良いです。大沼名物の大沼だんご、大沼に来たらまた食べたい逸品ですね〜( ´ ▽ ` )
さて入場券も買い、国定公園も見て満足した後は普通列車にて新函館北斗へと向かいます。今回の帰路は新函館北斗から新幹線で東京へと向かいます。
立派な新函館北斗駅舎。
今まで一度も訪れたことがなかったのですが、駅前のホテルの一角にはコンビニやお土産屋が複数入っています。酒屋もあって函館や北海道の美味しいお酒を買うことが出来ます。
駅ではJRの職員が大勢何かの準備をされていました。またテレビ局だと思われるカメラマンやスタッフが右往左往。「一体何があるのだろう??」と思っているとこの日は北海道新幹線開業5周年のイベント初日でした。改札内にはこのような大きなモニュメントも設置されていました。
ホーム場の待合室には模型展示や記念品の展示コーナーがありました。このジオラマ、恐らくJRの職員の方が作ったのだと思いますが、手作り感があってとても良いと思いました。
楽しかった北海道旅行もいよいよ終わりです。新幹線に乗って東京へと帰ります。未だに函館から一本で東京まで行けるというのが凄いと思います。後10年くらいしたら、札幌からも当たり前の様に新幹線で東京と行き来出来るようになるんですかね〜。因みに乗車した車両はH5系でした。ちょっと嬉しかったですね(^-^)
と言うわけで北の大地の入場券集めの旅。今回は室蘭本線と函館本線の駅を中心にそれなりの枚数を収集することが出来ました。しかしまだまだ未収集の入場券ばかり。これからも感染症には充分注意して、また北海道に行きたいと思います。
=おわり=
週末プチ旅行記 〜久しぶりに北の大地へ 記念入場券集めの旅❹〜
前回の続きです。函館から長万部まで向かいます。
朝一番の北斗1号に乗車します。函館駅を6時2分に発車する列車です。これに乗車すると札幌へは9時50分着となります。
前日から天気が悪かったですが、この日も朝から曇り空。周辺には霧が立ち込めかなり視界が悪くなっていました。
しばらく乗車していると僅かですが、太陽の光が差し込んできました。大沼公園から長万部までは沿線の風景が素晴らしいところですが、これでは良い眺望は期待出来ませんね…。
函館駅から約1時間30分。長万部駅に到着です。なかなか可愛らしい駅舎ですね。
長万部駅前にはH5系の大型モニュメントが!!2030年を開業予定としている北海道新幹線の札幌延伸。新函館北斗から長万部を通り小樽経由で札幌へと向かうルートとなっています。途中は山間部を抜ける為トンネルがかなり多くなるそうですが、2030年までに開業できるでしょうか。新幹線が札幌まで延伸したら函館方面からの移動はだいぶ便利に早くなりそうですが、莫大な工事費をかけてまで行う必要があるのかどうか。正直微妙だと思うのですがねぇ…。
こちらが長万部駅の北の大地の入場券。カラフルなキハ40が描かれていますね。
倶知安方面からやってきたキハ40。長万部は函館本線と室蘭本線の分岐駅です。洞爺、東室蘭、苫小牧方面が室蘭本線。ニセコ、倶知安、小樽方面が函館本線となります。ただ長万部から倶知安方面の列車はかなり本数が少ないです。途中駅の熱郛や昆布でも北の大地の入場券が発売されているので、いつかは行ってみたと思います。
長万部からは北斗2号に乗車して次の目的地である八雲駅を目指します。車両はキハ281系でした。振り子式であるキハ281系も最近では数を減らしているようですね〜。
八雲駅に到着。長万部からは20分程で到着です。キハ281系の前面はかなり個性があります。この車両もレゴで作ってみたいと思っているのですが、なかなか再現するのは難しそうですね〜( ・∇・)
“やくも”と言うと伯備線を走る特急やくも号を連想しますが、こちらは列車名ではなく地名です。長万部、森等のこの地域の中ではかなり栄えている街なのでないでしょうか。駅前には飲食店等が多くあります。また駅から5分程のところにコンビニもあります。
八雲駅の北の大地の入場券は2枚綴。H100形の甲種輸送が描かれているのはファンとして嬉しいですね〜♪( ´▽`)
八雲駅からは普通列車に乗車して次の目的地である森駅へと向かいます。長万部〜函館の普通列車はまだキハ40でした。室蘭本線でも倶知安〜小樽間でも新型のH100形が配備されていますから、キハ40に乗車出来るのは有り難い感じです。北海道のキハ40は車両数もかなり多いですが、後何年運用されるのでしょうか。全てがH100形に置き換わるのもそう遠くはないのでしょうね…。
八雲から森までは内浦湾沿いを走行する為非常に景色が良い区間です。朝は霧がかかっており天気が悪かったですが、運良く晴れ間が出てきました。海沿いの駅というのは非常に眺望が良く、絵になりますね〜。
海が間近にある駅って、景観的には最高だと思う。#鉄道 pic.twitter.com/7QfgCgC7dE
— ainchan (@ryoryo101010) 2021年3月26日
八雲から普通列車で約30分。森駅に到着です。ここではキハ40同士の並びを見ることが出来ました〜。
森駅の北の大地の入場券。当駅の乗り換え時間が短かったので、列車が遅れないかヒヤヒヤしましたが無事買うことが出来ました。
次の目的地は大沼公園です。つづく…。
週末プチ旅行記 〜久しぶりに北の大地へ 記念入場券集めの旅❸〜
前回の続きとなります。北の大地の入場券を求めて室蘭本線乗車の旅です。
温泉で有名な登別。東室蘭からは約40分です。
登別駅の名物と言えば熊の剥製!なかなか迫力がありますが、実際に山で出会ったら本当にビビりそうです…( ´Д`)y━・~~
こちらが登別の北の大地の入場券。製紙工場をバックに駆け抜けるキハ261が描かれています。
古い佇まいの登別駅。レトロな雰囲気が良いですね。ただホームのコンクリートはひび割れや歪み等があり、だいぶ痛んでいるようです…。
さて登別からは特急北斗に乗車して函館を目指します。今回はグリーン車に乗車です。
キハ261系のグリーン車は1+2席の3列仕様。座席も重厚感がありとても快適です。
コンセント、フットレスト、読書灯など装備満載!まるで新幹線の座席のようです( ´ ▽ ` )
室蘭のコープで買ったお酒とつまみで呑み鉄開始です。
登別から約2時間30分、終着函館に到着です。もう陽が落ちてすっかり暗くなっていました。
本日の宿は函館駅直結のJR INNです。函館駅周辺にはたくさんホテルがありますが、やはり駅直結というのは非常に便利ですよね〜。
JRのホテルらしくフロント脇には鉄道模型も展示されています。
部屋にアメニティは最低限のものしかありませんが、その代わりに自分で必要な物を持っていくというシステム。これは無駄がなくて良いですね。
さらに面白いのは様々な種類から、自分に合った枕を選べるサービスがあります。高さや硬さなど結構多くの種類があるようです。私は枕には拘らないので何でも良いのですが、拘る人にはとても良いサービスだと思います。
今回の部屋は高層階、トレインビューの部屋を予約しました。平日ということもあるのか直前でも比較的安く予約することが出来ました♪( ´▽`)
部屋からはこのロケーション!函館駅を出入りする列車が一望出来ます☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆
ホテル周辺には沢山のコンビニやお店がありますし、館内にも自販機(アルコールもあります)や製氷機も完備されています。
部屋にはもちろんナイトウェアもあります。
翌朝のトレインビュー。
JR北海道では新型コロナウィルスの影響で利用が減退していることから、北斗など特急列車の車両数を減らしています。その為、編成から抜かれた中間車両がたくさん留置されていました。
私が次に乗車する朝一番の北斗号が入線してきました。この眺めは本当に素晴らしいです。鉄道好きには堪りませんね〜( ´ ▽ ` )
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やっぱりキハ261はカッコイイ!#鉄道 pic.twitter.com/yUpBkjzxdu
— ainchan (@ryoryo101010) 2021年3月26日
週末プチ旅行記 〜久しぶりに北の大地へ 記念入場券集めの旅②〜
前回の続きとなります。北の大地の入場券を求めて室蘭本線の旅です。
東室蘭から室蘭へと向かいます。室蘭周辺の普通列車はほとんどが新型のH100形に置き換えられたようですね。
H100形は1+2列のボックスシートと、ロングシートが組み合わさったセミクロスタイプです。
さて室蘭本線は長万部から洞爺、登別、苫小牧等を経て岩見沢まで向かう総距離211kmに及ぶ長い路線です。それとは別に東室蘭〜室蘭を結ぶ支線があります。室蘭まではこの支線(総距離7km、駅数5)で向かいます。
可愛らしい駅舎の御崎駅。
「母に恋」と書いて“ぼこい”。当駅の入場券は母の日のプレゼントとして人気だそうです。
なかなか立派な駅舎の室蘭駅。この駅舎は1997年に作られた4代目となる建物。以前の旧駅舎は登録有形文化財として保存されています。
室蘭駅は頭端式1面2線の構造。かつては石炭等の貨物の取り扱いがあったそうですが、現在では廃止されています。
駅前には大きな観光マップがあります。太平洋に突き出しが絵鞆半島。内側は内浦湾。半島の反対側は渡島半島です。
室蘭駅の入場券。札幌と室蘭を結ぶ特急すずらん、785系です。やはり室蘭の列車のイメージと言えば785系ですよね〜。
室蘭駅はみどりの窓口がありますが、売店等はありません。ただ駅前には大きなコープがあります。飲食料はここで買っておくのが良いですね。大きなスーパーマーケットなので品揃えも豊富です( ´ ▽ ` )
室蘭からは再び乗ってきた列車で折り返し、東室蘭方面へと戻ります。次の目的地は登別です。つづく…。
◉過去の週末プチ旅行記はこちら◉
週末プチ旅行記 〜久しぶりに北の大地へ 記念入場券集めの旅〜
久しぶりとなる週末プチ旅行記です。昨年末から中断してた北の大地の入場券を集めに行ってきました。今回は室蘭本線と函館本線の駅を巡ります。
〜前回の北海道旅行の記事はこちら〜
まずは羽田空港から新千歳空港へ。まだ減便が続いていますが、緊急事態宣言が解かれて需要が回復しつつあるのか、当初の機材はA321でしたがB787に変更となっていました。席もほぼ埋まっていました。ところでJALでは機内のオーディオサービスを廃止するとか。ANAではどうなんでしょうかね。個人的に簡素なイヤホンで航空会社オリジナルの音楽コンテンツを聴くのが好きなんですけどねぇ。まぁスマホで聞くことが出来る時代なので、機内オーディオサービスのニーズは少なくなってきているんでしょうけど…。
まずは南千歳から函館行きの特急北斗に乗車して、洞爺を目指します。現在JR北海道ではコロナの影響で需要が減退している為、特急列車の車両数を減らしています。この北斗号も本来なら7両編成ですが、現在は5両編成での運行となっています。
こちらが洞爺駅の北の大地の入場券です。広い大地と噴火湾、そしてポツンと1両で走るキハ40。北海道らしい風景ですね〜。
実は最初の下車駅である洞爺駅ですが、列車の遅延により後続列車への乗り換えがかなりギリギリになってしまいました。ですから洞爺駅では撮影等は出来ず。一瞬間に合わないかな!?と思いましたが、無事予定していた列車に乗ることが出来て良かったです。
さて洞爺駅でギリギリ乗車した下り北斗号に乗って、次に訪れるのは伊達紋別駅です。特急列車だと洞爺〜伊達紋別は10分位で着いてしまいます。
伊達紋別というカッコイイ名前の駅。ここは伊達家の後裔がこの地に入植したことから付けられました。紋別というのは伊達家が入植する前のこの地の名前で、2つ合わせて“伊達紋別”となりました。
伊達紋別駅は全ての特急北斗が停車する駅で、みどりの窓口があります。
2018年に完成した南北を結ぶ自由通路。エレベーターもあります。
駅内と駅前には売店等はありませんが、歩いて5分位の場所にセイコーマートがあります。ここのセイコーマートは結構大きく、ホットシェフサービスもあります。
伊達紋別駅の北の大地の入場券。沈む行く夕日とキハ261。いい絵ですね〜。
さて伊達紋別からは普通列車に乗って東室蘭、室蘭へと向かいます。やってきた車両はH100形!!室蘭本線でも運用されるようになったのですね〜( ^∀^)
東室蘭の駅構内には複数のH100形が!僅かな期間にだいぶ数を増やたようです。
少し前までは主力だったキハ140はすっかり肩身が狭い感じ。完全置き換えも時間の問題のようです。
◉H100形同士の連結シーンを見ることが出来ました◉
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新函館北斗駅、北海道新幹線5周年記念イベントやってるんですね!#鉄道 pic.twitter.com/O0ytOS0TwN
— ainchan (@ryoryo101010) 2021年3月27日
JAL旅客機コレクション No.35〜3発機ファイナル!? MD-11〜
今回はJAL旅客機コレクションのご紹介です。第35号はハイテク3発機マクドネル・ダグラスMD-11です。
JAL旅客機コレクションではMD-11は2度目の登場。1回目は第15号のJバード塗装の機体でしたが、今号は太陽のアーク塗装機です。
MD-11は3発エンジンの代表機であるDC-10の後継機です。機体の大型化、エンジンの換装、グラスコックピット等のハイテク化、主翼にウイングレットを装着し航続距離を伸ばすなど様々な進化を遂げています。
第15号付属のMD-11と。JALが導入したMD-11は全部で10機ですが、このJA 8582だけが太陽のアーク塗装となりました。やはりこの塗装は素敵です。
MD-11はJALでの活躍期間は短かったですが、今は非常に珍しくなった3発機と言う個性は色褪せないですね。
次回はついに私が欲しかった飛行機が登場です( ´ ▽ ` )
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古典電気良いですね!貨車たちもナイスです😁
— ainchan (@ryoryo101010) 2021年3月28日
週末プチ旅行記 〜新幹線のちょっと地味な駅 新富士駅〜
今回は久しぶりとなる「週末プチ旅行記新幹線のちょっと地味な駅シリーズ」です!
訪れたのは東海道新幹線の新富士駅。これまで一度も下車した事のない駅です。新富士駅は静岡県富士市にある駅です。三島駅と静岡駅の間に位置し、停車する列車は“こだま号”のみですが駅から富士山が眺望できる駅として有名です。
この新富士駅、こだま号のみ停車ということで地味な存在ですが、それだけではなく東海道新幹線では唯一鉄道路線における乗り換えがない駅となっています。同じく地味な駅である三河安城は東海道線が、そして岐阜羽島は名鉄線に乗り換えることが出来るだけに、東海道新幹線の中でも恐らく1、2位を争う地味な駅だと思います。
と言うわけでこだま号に乗って新富士駅へ。東京から約1時間で来ること出来ます。
南口の駅前。ホテルが一軒あります。
反対側の富士山口。バス乗り場やタクシー乗り場があり、広々としたロータリーになっていますが、駅前には目立った商業施設等はありません。
駅中、南北を結ぶ通路。改札口は1つのみとなっています。
出入り口脇にはこのようなモニュメントも。
駅中にはASTY新富士と言う商業施設と売店があります。また地元の特産品やお土産を販売している物産店もあり、様々なお土産を買うことが出来ます。ただ改札内にはこのような売店はなく、当駅はこだま号のみの停車で車内販売もありませんから、必要な物は改札に入る前に買っておく必要があります。
新富士駅には富陽軒と言う駅弁屋があり駅の売店やホーム上でも販売されています。ただ現在はコロナの影響でホーム上の売店は販売休止中。さらに土日祝日は工場が稼働していないらしく、駅弁の販売もありません。ここの駅弁が買いたかったのに…。残念です(_ _).。o○
新富士駅は相対式ホームと2面2線の構造で、中央の2つの線路が通過線となります。またホーム上から景色がよく見られるように、ガラス窓構造となっています。この日は天気が悪くは富士山は全く見えませんでしたが…。
ホームドアがないので入線してくる列車や、高速で通過していく列車などは比較的撮影しやすいのではないかと思います。
と言うわけで今回は東海道新幹線の地味な駅、新富士駅のご紹介でした。鉄道路線による乗り換えがない珍しい駅ですが、路線バスや高速バスが運行されており東海道線の富士駅や河口湖駅、沼津、御殿場方面等のバスもあります。
私のお目当てであった富陽軒の駅弁が変えず残念でしたが、またの機会に買いに行こうと思います( ´ ▽ ` )
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